「仕事、仲間って良いな」と思う短編漫画 5 選。
夏だし読書しろ。
10 巻以下で仕事とか仲間がテーマになってる作品に絞った。いわゆる職業漫画。サクッと全部読め。
1. 麻生みこと "路地恋花"
全 4 巻。ロォジコイバナと読み難いタイトルが特徴的。クリエイターが集まる長屋の住人達の恋模様が描かれる。オムニバス形式だから色んな職業がちょっとずつ見れて面白い。
2. 岩岡ヒサエ "土星マンション"
全 7 巻。人類が宇宙で生活するようになった世界で、中卒の主人公がコロニーの窓拭きの仕事を通じて成長していく。全体的には結構柔らかい雰囲気なんだけどその分シリアスになると迫力がある。仁さん恰好良い。
3. たくまる圭 "アカシヤの星"
全 3 巻。おそらく移民を受け入れて暫く経った日本の商店街が舞台。ブラブラしていた主人公が幼稚園で働くところから物語が始まる。子供達が兎に角可愛くて泣ける。
4. 星野泰視 "デラシネマ"
全 8 巻。昭和 28 年の映画界が舞台。現実だと翌年には世界のクロサワが七人の侍を発表している。そんな時代。直接的に東映や黒沢明やマキノが出て来る訳じゃないんだけどすぐそこにいるような世界観の作り込みが凄い。勿論そんなのがよく分かんなくても成長物語としても読めるよ。
5. 宮本福助 "なごみさん"
全 3 巻。シャッター商店街の一角、コワモテマスターと娘と猫が営む喫茶店が舞台。下町、猫、ギャグベースと福助っぽさがギュッと詰まっている。こんな下町があるなら住みたい。
以上 5 つでした。