NKMSCsBLOG

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オカルト番組は地上波で見ようとする方が甘い

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アンビリバボーも海外の仰天系ニュースしかやらないし地上波ではやりすぎコージーがコンスタントに都市伝説を繰り出すだけになってしまったね。にくみそ (@29350chan) は夏休みに "あなたの知らない世界" とか見て震えあがっていた世代だから少し寂しいんだよ。

 

オカルト系の話をするとよく信じてるか信じてないかの話になるけど、オカルト好きにとって大事なのは面白いか面白くないかの方で結構話が平行線になりがちだから気を付けた方が良いんだよ。

ぶっちゃけて言うと稲川淳二があれだけ人気なのは怪談の怖さよりも確立された話芸によるところが大きいと思うんだ。オカルト好きもオカルト嫌いもそこらへんを踏まえて話すべきだと思うんだ。

 

何故地上波でほとんど放送されなくなったのか

最近はほとんどテレビでやらなくなってしまったね。

「不快だわー子供の教育に良くないんだわー」的なクレームや視聴率の問題もあるだろうけど、やろうと思えばやれる訳で何故そうしないのかというところになるけど単純に言えば採算が取れないというのもあるけどテレビ向きじゃなくなったというところに落ち着くと思うよ。

テレビ番組なのでどうしても「ヤラセかガチか」というところに注目がいくし、ヤラセはオカルトの世界観を崩壊させるには手っ取り早く、そうならないように世界観を守るためには沢山お金をかけなきゃいけないんだ。それだけコストをかけてもクレームに晒されて視聴率も思わしくないんだからやらない方がみんなが楽なんだ。

YouTube から動画集めて特番スパンで放送されるのもそうだろうし、コストがかからない話芸の番組ならいける筈なのにそうならないのは絵変わりがないし視聴者が我慢出来ないところもあるからだと思うよ。要するにオカルト番組より求められてる物があるんだろうね。

 

何処で見れば良いの

 

テレビ屋さんには「地上波は無料だからお客さんに配慮して有料放送は好きで金払ってるんだから好き勝手やるべし」みたいな風潮があるので、つまりは BS、CS、VOD で見れば良いんだと思うよ。

パッケージ化されたものも良いと思うよ。"ほんとにあった!呪いのビデオ" シリーズなんかは 59 巻まであるよ。何処かに表れた中の人曰く「ガチ 6 割、ガセ 4 割」なんて話もあるしオカルトの世界観はある程度守られてると思うんだ。

映画は "ブレア・ウィッチ・プロジェクト" や "Rec" みたいな POV 系、"パラノーマル・アクティビティ" みたいなモキュメンタリー系が主流なのでちょっと昔ながらの日本のテレビ番組の流れとはちょっと違うかも知れないね。

 

まとめ

オカルト番組だけじゃなくて他のカテゴリも滅びかけてるんだよね。心霊写真はイラレに駆逐され、肝試しで「あ、なんか子供の声が聞こえる」みたいな事言ってた人達ももういないし、ネット上にある怪談だって少なくとも平成より前の話という設定のものばかりになってしまったよ。

改めて考えてみれば昔っからのコテコテのオタクみたいなのもほとんど見かけないし、原住民の生態系はとっくに崩壊しているのかも知れないね。たまにとはいえども放送される機会があって同窓会気分が味わえるだけ恵まれているのかも知れないよね。

 

 

学校であった怖い話

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