ジョジョ ASB 欠席裁判
発売から一年も経ったのでそろそろ信者もアンチも死んだと思うし改めてどんなゲームだったか振り返りたいと思うんだ。
ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルとは
ジョジョ ASB は 2013 年 8 月に発売された PS3 専用のゲームだよ。予約で 40 万達成しながらも、「遊んでみたらなんか違う」という理由で中古に流出しまくって二週目の売上が 2 万そこそこという驚異の記録を叩きだしたんだ。
ジョジョのゲームは何度か出ているんだけど、同じ格ゲーという事で過去にカプコンから出た "ジョジョの奇妙な冒険" と比較されがちだよ。因みに ASB を開発したのはナルティメットシリーズでお馴染みのサイバーコネクトツー。
中途半端な出来が問題だったんじゃないの
色々あると思うんだけど、ざっくり言えば「期待値を下回った出来だった」という事なんだと思うよ。キャラゲーや格ゲーとしてもっと下のゲームがあるにも関わらずここまで叩かれるのは多分そういう事なんでしょう。
遊んでみると分かるかも知れないけど、メインモードらしいメインモードが無いんだよね。
ストーリーモードはストーリーを追うモードなんだけどミッション制でカットしまくり、キャンペーンモードはスタミナ制でカスタマイズと DLC キャラの解禁、おそらくメインになるバーサスモードは調整がイマイチな感じなんだ。
遊べないレベルではないんだけど遊ばせるための装置、キッカケになる要素が弱い印象。
それとゲームのコンセプトがプレイヤにハッキリ伝わってないのも大きいかと思う。キャラゲーや格ゲーとして(以下同文)
多分圧倒的な再現力を軸にゲームを作ったと思うんだけど、格ゲーとしては再現力は結局おかずにしかならないんだよね。あれば嬉しけどなくても楽しい事が大事というか。
格ゲーとして
遊べないレベルではないよ。
一部ブッ壊れ性能のキャラもいるけどスタイルが多い中で上手くバランスを取っていたと思う。ただ、コンボが長かったり HHA、GHA でムービー突入したりテンポはあんまり良くなかったよ。
キャラゲーとして
中の上くらいなんじゃないかな?
これを逃したらゲームに出れなさそうなキャラも多く収録されているしステージや擬音も良いギミックだったと思うんだ。
個人的な評価
4/10
ゲームで原作の再現が出来たのは見所があったけど、それだけだったところが大きかったよ。格ゲーとしてはもうちょっとマイナーなバランス調整に気を付けて、全体的には鉄拳のオマケみたいに各モード差別化を図れば面白くなったのかも知れないね。
因みに次回作がある模様
ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン | サイバーコネクトツー
ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン | バンダイナムコゲームス公式サイト
今度はタッグマッチになるみたい。公式では ASB に出ていた承太郎、仗助に加えてシュトロハイムやディエゴも写った画像が出ているよ。
12/20、12/21 に開催されている "ジャンプフェスタ 2015" で試遊出来るみたいだからそろそろレポとかも上がってくるかと思うんだけどどうなるのかな……。うーん……。
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