「嫌い」をテーマにした邦ロックの好きな曲 3 選
「好きの反対は嫌いじゃなくて無関心」なんてよく言われるけど、「ああ、そうかもな」って思わせるぐらい何かを嫌う事ってエネルギッシュで力強いある種の魅力を感じてしまうんだよね。
取り敢えず「嫌い」をテーマにしたそんな感じの曲を集めてみたよ。聴いてみよう。そうしよう。
きみが嫌い - Grapevine
2001 年に発売されたシングルのカップリング曲で、ただでさえ隠れがちな Grapevine の隠れた名曲なんだ。「結ばれる運命?クソくらえだ」と来て「本当は不安で傷を舐め合うんだぜ」と締めるんだぜ。そういう事なんだぜ。バリバリのギターロックだけど韻を踏んでたり聴きどころも多いタフな曲なんだぜ。
嫌い - the Oral Cigarettes
2014 年公開。 結成 4 年で今年デビューしたピチピチバンドなんだ。歌謡曲的な女々しい歌詞とは裏腹に変拍子が入って来たりして力強くて盛り沢山な感じだね。その為には大分方向転換しないといけないけど、個人的にはもっと艶感を出して椿屋四重奏を継いで欲しいんだ。
大嫌い - ムック
2006 年のアレンジ版。ヴィジュアル系要素を抑えた比較的マッシヴな感じの曲。説明が出来ないくらい歌詞もシンプルだしこのぐらい振り切ってた方が分かり易くて好きだよ。
まとめ
50 音順で並べたらきみが嫌い→嫌い→大嫌いとちょっとストーリー性のある並びになってしまったよ。他意はないんだよ。
後ろ 2 つはタイトルもシンプルなら歌詞もシンプルに嫌い嫌い連呼していて分かり易くて良いね。ここまで連呼されたら「嫌われてるんだな」「二度と和解は出来ないな」と分かる物だよ。ある種の清々しさすら感じるよ。ありがとう嫌いの曲!